Velo初心者向け|現在のページURLを取得して表示する方法
- 篠原 誠
- 4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:4月18日

WixでWebサイトを作成していると、「このページのURLを画面上に表示したい」と思う場面があります。
通常のエディターではURLを取得する機能はありませんが、Veloを使えば、現在のページURLを簡単に取得して表示することができます。
この記事では、Velo初心者でもわかるように、現在のページURLを取得し、ページ上に表示する方法を解説します。
① テキスト要素をページに設置する

まず、URLを表示するためのテキスト要素をページ上に配置します。
テキストボックスを追加
プロパティパネルからIDを urlText に変更
(Veloでは要素のID指定が重要になります)
📌 このテキスト要素が、URLを表示する場所になります。
② Veloコードを貼り付ける
続いて、Veloのコードエディターを開いて、以下のコードを貼り付けましょう。
import wixLocation from 'wix-location';
$w.onReady(function () {
const currentUrl = wixLocation.url;
$w("#urlText").text = `このページのURL:${currentUrl}`;
});
🧩 解説:
wixLocation.url は現在表示しているURLを取得するプロパティです。
#urlText は先ほど設定したテキスト要素のID。
ページ読み込み時にURLを取得し、テキストに反映しています。

④ プレビューで確認する
ページをプレビュー表示すると、先ほど配置したテキスト要素に「このページのURL:〇〇」という形でURLが表示されているはずです。

📝 ワンポイント:プレビューで表示されるURLについて
プレビュー画面で表示されるURLは、Wixの編集者専用のURLになります(例:https://editor.wix.com/...)。これは正常な挙動です。
プレビュー時:開発者向けのURLが表示される
公開後:本番用のURL(例:https://www.mydomain.com/...)が表示される
本番で正しいURLを確認したい場合は、一度サイトを公開してご確認ください。
④ 応用編:クエリパラメータ(?utm=xxxなど)にも対応できる!
さらにステップアップすると、以下のような応用も可能です👇
import wixLocation from 'wix-location';
$w.onReady(function () {
const query = wixLocation.query;
const utm = query.utm || "パラメータなし";
$w("#urlText").text = `このURLのutmパラメータ:${utm}`;
});
→ URLに ?utm=LINE などが含まれていると、その値を取得できます。
まとめ
Veloを使えば、現在のページURLを簡単に取得して表示できる
テキストに表示するだけでなく、コピー機能やパラメータ制御などの応用も可能
初心者でも「ページとURLのつながり」を理解する第一歩になります!
Comments